T42『自分のSOSにいち早く気が付いてあげられるのは自分だ』

心の底から助けを求めているのに、

気が付いてもらえないのは苦しい。

ここで、私の経験をここで共有させてね。

きっと同じ悩みに陥っている方の

お役に立てると思うから。

私も過去に辛かったことがある。

汚泥のようなものが

どんどん心に流れ込んできて、

掻き出しても掻き出しても

全く排出が間に合わず、

とても苦しかった。

家族には辛く当たり、

職場でも迷惑をかけてしまった。

結果として、

私は電話サービスを行っている

専門家の方とお話をして、

回復に至ったわけなんだけど、

不調を感じ始めてから数か月後も経っていた。

助けて欲しいときに

「助けて」

と大声で叫べる人はいない。

そしてそんな時は自分でさえ、

助けを必要としていることに

気が付いていないんだよね。

毎日、

日記で心のケアをしていたつもりだったけど、

あの時の私は

自分だけの力ではどうにもできないところまで

来ていることが分かっていなかった。

5years diaryに

やりきれない気持ちを綴りながら月日が経ち、

ようやく助けを求めている自分に気が付いたの。

過去の自分が発したSOSを汲み取った私は、

ほんの少し行動を起こせた。

まずは「私は辛い」ということを、

周囲の人に言うことができた。

(どう言えばいいのか難しいけど)

辛いのは私自信なのに、

それを助けてあげたい私もいて、

どうしたら私が私を助けてあげられるか、

他人に相談してみようと思った、

といった感じかな。

すると私の話を聞いてくれた人が、

心の不調の相談に乗ってくれる機関があると

教えてくたの。

私はインターネットで

そのサイトをチラ見するだけの日を

しばらく続けた。

それからようやく

予約画面に記入するところまではいくものの、

完了ボタンを押せずじまいの日々を過ごした。

やっと「えいっ」と

予約完了ボタンをクリックできたのは、

そのサイトを気になりだしてから

数週間後のことだった。

時間はかかったけど、

少しづつでも前進できたことを、

本当によかったと思ってる。

そして、

どうやら

「自分というのは自分のSOSを無視できない」

ということに気が付いたの。

SOSは一発では届かない。

いきなり大きな声で発することもできない。

でも日記に現状を綴ることで、

未来の自分に気付かせることはできる。

未来の自分もまた苦しい最中だから、

あまり多くを求めては可哀想。

できる範囲での小さな行動を繰り返して、

少しづつ前進してくしかない。

「サイトを見ただけで切っちゃってごめん」

と思っている時点で、一歩進んでるよ。

サイトを見ることすらできなかった自分が、

それを繰り返すことで、

予約までこぎつけたんだから。

自分というのは、

絶対に自分を裏切らない唯一無二の存在。

過去からのSOSを現在の自分が受け止め、

未来の自分へまたSOSを発するの。

自分のことを助けてやって

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