T33『時のものさし』

私は数字だけを見ても

いまいち時間や日数のイメージが湧かない。

アナログなツールを使い、

視覚的に捉えやすい感覚に

変換して認識している感じ。

例えばデジタルの時計で

13:00と表示されていて、

13:15には出掛けなきゃならないとき、

「15分」と分かってはいるのだけど、

数字からでは長さを掴みにくいと言うのかな…

私はアナログ時計を思い浮かべ、

その角度をイメージする。

「上の針が横にくるまで」と

頭の中に90度の直角を思い浮かべる。

そうすると遅れずに支度ができる。

そんな要領でこんな風に考えている。

1日は日記帳の5行分、

1年は日記帳の1段分、

5年は日記帳1冊分。

カレンダーの日付は数字で見れば、

分かりやすいのだけど、

時の長さを実感できないので、

デジタル時計の15分と同じく、

感覚が掴めなくなって、

支度が遅すぎたり早すぎたり…

見誤ってしまう。

5years diaryは1カ月・半年・1年という

長い時をはかるものさしになる。

私は10代の方、特に中高生には

3years diaryがいいんじゃないかと思ってる。

中学校・高校は日記帳1冊分と

区切りのいい期間を

感覚で覚えることができるかなって。

1年生からである必要はないよ。

「この日記長の1段目は中学生だったんだよな」

「この日記帳の3段目を書いている自分は大学生か」など、

いつからでも連用日記の良さは実感できる。

ずっと先に続く空白に

「この日記帳を書き終えるまでにこうしたい」

という大きな夢を抱いて、

一日に1コマしか進めないもどかしさを

知るのは素晴らしい経験になるよ。

あなたは、時の見積りをできてる?

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