嫌なことは思い出したくない。
日記に書いたら忘れられなくなりそう。
良いことは忘れたりしない。
だから日記に書かなくても大丈夫。
だって、なんか恥ずかしいし…
みたいなことを思ってたりする?
「大丈夫」
ちっとも、恥ずかしくない。
だってね、ほとんど忘れちゃう。
「今日の事は一生忘れない」
そう誓っても、来年には忘れてる。
日記を書いていなければ、
忘れちゃったことも忘れちゃったまま。
それでも困ることはないよね。
皆そうして過ごしていそうだもん。
日記を書かないことを普通と思っている。
忘れても不思議に思ったりしてない。
それを自然と受け入れている。
だけど読み返すことができればどう?
「忘れるはずがない日」を思い出せると、
人生は大きく変わりるよ。
過去の日記を読み返して、
気付くことがたくさんある。
細かいことまで書かなくて大丈夫。
自分の手で書いた文章を読めば、
時が戻ったかのように思い出せる。
(全部が全部じゃないけどね)
それに今日のことを日記に残す方が、
安心して忘れることができる。
嬉しい日もそうじゃない日も、
書かないより書いた方が早く忘れるみたい。
だってまた思い出せるって分かっているから、
ここに書き残してあるから、
済んだことに引きずられることなく、
新しい今日に集中することができる。
反省をしてないわけではないよ。
反省はきちんと書き残されている。
5years diaryは、昨年や一昨年の同日を
何度も読み返せる仕組みになっているから。
すっかり忘れた反省も、
翌年には思い出し再び反省し、
その翌年も読み返し三度反省することになる。
だから性懲りもなく同じ失敗を繰り返さない。
嬉しいことも同じ。
かけてもらった温かい言葉を、
思い出してかけてあげることができる。
全てを覚えておくなんてできるわけない。
だからって忘れてしまうのは勿体ない。
どんなことでも人生の糧になる。
未来に小さなヒントをくれる。
どうして書き残さないの?