日記が続かない方は、続けている方との違いが気になりますよね。
ここでは日記を書く時の「考え方のコツ&アドバイス」について書きます。
『なぜ5years diary(5年連用日記)なのか』
5年でなくてもいいと思います。3年でも10年でも連用日記であることが大事です。
私が5years diary(5年連用日記)をつけ始たのは20歳からですが、それまでも日記を書いていました。
小学生の頃はサンリオのノートとか、鍵の付いた太い本のようなノートとか、「日記帳」ではなくお気に入りのノートに気が向いた時だけ、良いことがあった日だけ書いていたような気がします。
高校生の時は手帳に日記を書いていました。スケジュール帳の右側のフリー欄に悩みや夢など思いつくままにビッシリと、小さな字で埋め尽くしていました。
こうして書き終わったノート、毎年変わる手帳は箱に入れて保管していました。
それぞれサイズが違いますし、システム手帳など中身がばらけてしまうものはビニル袋に入れており、管理はしにくく読み返すこともなく「ただ取っておいてるだけ」という状態でした。
18歳か19歳だったと思います、私は失恋をきっかけにそれまで取っておいた過去の日記帳を全部捨ててしまいました。
取っておいても何にもならない、万が一誰かに読まれたらどうするんだ、こんな恥ずかしいものは手放したい、と…
自分の本音が詰まった日記帳はその存在が大きすぎて持っているのが辛く感じる時があります。
特に自分が落ち込んでいるとき、自分を励ます元気すら残っていないときに「こんなの書いてたって何の意味もないじゃないか」と八つ当たりをしやすいです。
そして書き終わった日記帳を恨めしく思って捨ててしまうのです。本当に八つ当たりでしかないです。
単年で書いている日記帳では過去の自分の失敗や応援が見られませんので、今のしくじりが人生最大の、しかも最初で最後の過ちであるかのように感じ、立ち直れないと思うかもしれません。
ですが5years diary(5年連用日記)の場合、そんなしくじりがそこかしこに散らばっていますよ。
日記を読み返す習慣がないと、忘れたまま無かったことになってしまうのかな(?)、実のところ結構頻繁にしくじってるもんですよ。
嬉しいことも辛いことも5years diary(5年連用日記)の中では、過去の自分と経験を共有しています。
「こんなの書いてたって何の意味もないじゃないか」ではなく「こんな風に思っていたのか」と励まされることばかりです。
せっかく日記を書くのであれば連用日記がいいです。
保管が楽という利点もありますが、日記をやめたくなる、日記帳を捨てたくなる、という衝動を抑えることができます。
ひとこと:過去は捨てるもんじゃなくて、取っておくもんだよ