T16『筆記用具と書き損じ』

日記の筆記用具は、油性ボールペン。

シャーペンとか消えるペンとかダメ。

長期保存時に向かないから。

それに、もっと大事なこと…

修正のきかないペンで左から右へ

どんどん書き進める勢いが大切。

文章の構成は考えない、

書いてる途中に読み返さない、

一気に今日の5行を埋めていく。

独り言をいうように書くのだから、

当然口より手の方が遅いわけだ。

とにかく自分の心に耳を傾けて、

一心不乱に心を書き綴る。一気にね。

もし読み返したいのなら、

それは今日の日記を書き終えてから。

日記は、その日の中で解決することは少ない。

日記を書いて、自分の心を分かっているから、

問題の解決のヒントを見つけた…

ということは本当によくある。

一度書き出した気持ちは本心。

カッコつけた言い方をするとか、

消して書き直すなようなことはしてはダメ。

間違えたところは、ぐちゃぐちゃってするか、

横棒を引っ張るか、そのまま放置。

誰かに添削をしてもらうものでもないし、

翌年プッと笑えたりもするから、

そのままにしておくのが面白い。

見た目なんか気にしないで。

誰にも見せないんだから。

書き終わった5years diaryを眺めていると、

段ごとに濃さや太さの違うボーペンの字

「味があるな」ってなんか感動。

その日の調子で文字の大きさや筆圧もバラバラ

これぞ手書きのいいところ、醍醐味だよな。

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