日記を書くことで何のメリットがあるのか、どんな効果を得られるのか気になりますよね。
ここでは日記が「現在にもたらすメリット&効果」について書きます。
『日記を武器に』
けっこう分厚くて頑丈ですから、背後から人が近づいてきたら、これで殴るのもありかもしれませんが、ここでお伝えしたい使い方はちょっと違います。
日記は強力な盾になります。
生きているということは、それだけで闘いを繰り返さなければなりません。
だから、みんな各々が自分の武器を持ち、技を磨き、戦略を練っています。
突然ですが、自分について書かれた文章を読んだことがありますか?
有名人なら誰かが書いてくれるかもしれませんが、大抵の人は何者でもないので、自分で書くしかありません。
自分という題材をテーマに毎日書く5行は、積み重なると強力な武器になります。
感情的に書いた文章も、適当に書いた文章も、時間をおいて読み返すと自分を冷静に分析する貴重な資料であり、自分に合った戦略を編み出す武器となります。
鍛錬を積み重ねた日々のことを、「練習は裏切らない」とアスリートは言いますが、5years diary(5年連用日記)もまた、あなたを裏切ることはありません。
世の中には理不尽な事がいっぱいあります。
自分が悪いわけでも、誰が悪いわけでもないので、闘い方が分からず戸惑ってしまうことがあります。
スポーツの試合であれば、対戦相手が見えますので、戦いようがあります。
ところが自然の猛威や、集団による間違った行動など、理不尽な目に見えない敵を相手にする場合、どう応戦していいのか分かりません。
「理不尽」は強敵です。
容赦なく叩きのめしてくる、とても嫌な存在です。
そんな奴にノーガードで打たれ放題にされてはなりません。
5years diary(5年連用日記)に「こんなはずじゃなかった」「なんで自分だけが」と途方に暮れる気持ちを書いてください。
直視するのが辛い現実に涙を流しながら日記に書くのは辛いですが、毎日続けてください。
「理不尽」に立ち向かう勇気はそうやって育てることができます。
日記帳が「心」を守る盾になってくれます。
「守ってばかりいても勝てないじゃないか」と思うでしょうが、「負けない」と言うのは強いです。
勝つ方法が分からなくても、負けない方法を知っていれば、こんなに心強いことはありません。
負けなければ、いつかは勝ちます。
ひとこと:どうして盾を持たないの?