日記を書くことで何のメリットがあるのか、どんな効果を得られるのか気になりますよね。
ここでは日記が「現在にもたらすメリット&効果」について書きます。
『チャンスの到来を逃さない』
ピンチはチャンスです。言い換えると、ピンチの無いところにチャンスは無いという事です。
思い返してみると「あの転換期はピンチを切り抜けたからあったんだよな」と分かるのですが、ピンチの渦中にいるときは、意外とそのことに気が付かないものです。
どうしよう、なんとかしなくちゃという不安で頭がいっぱいで、辛い現状を打破することしか考えられないので、チャンスだとかのん気なこと言ってられないというか…気が回らないのですよね。
5years diary(5年連用日記)を書いていると、このチャンスにいち早く気が付くことができます。
日記を書きながら、もしくは今日書いた5行を読み返した時に「あー、マズイなぁ」とか「なんかヤバイくない?」という感想を持ったら、それはピンチだと自覚できます。
ピンチとは一世一代の大勝負だけではありません。
日常生活に当たり前のように存在しています。
例えば、やりたくない仕事を押し付けられそうになっているとき、部屋が散らかってるのに人が来ちゃったとき、宿題が提出期限に間に合わなそうなとき、着ている洋服が気に入らなくて憂鬱な日を過ごしたとき、どんなことでも「ゲッ」と思ったらそれは全てピンチです、つまりチャンスです。
「は?そんなこと?」と思われるでしょうが、「はい、そんなことです」
そもそもチャンスは、何もないところに作ろうと思って作れるものではないと思います。転がっているピンチをチャンスに転じる他ないのではないでしょうか。オセロの黒を白にひっくり返すみたいな感じです。
では一体「何のチャンス」なのかというと、それは、その時点では分かりません。
ピンチを乗り越えてみないと、チャンスの正体を知り得ません。
時間は待ってくれません。出来事には必ず終わりがあります。ピンチをチャンスに転じて成功体験とできたのか否かを5years diary(5年連用日記)に書き残すことで学びを得ます。
些細なピンチを「チャンスに転じているんだ」という自覚をもって日々を過ごしていると、大きなピンチが来た時にも動揺せずに立ち向かえます。
辛く長いピンチも、何かのチャンスであると分かっているから、逃げ出さずに頑張れるのです。
5years diary(5年連用日記)を読み返せば、自分がいかにたくさんのピンチをチャンスに転じてきたのかを知り驚くと思います。
毎日少しずつ自力をつけてきた自分に「なかなかやるじゃん」と、誇らしい気持ちになるものです。
そういう風に自身を振り返ることができるツールを、私は他に知りません。すごくいいものですよ。
ひとこと:一面真っ白にはなかなかならないんだよなぁ