18『同じ轍を踏まない』

日記を書くことで何のメリットがあるのか、どんな効果を得られるのか気になりますよね。

ここでは日記が「未来にもたらすメリット&効果」について書きます。


『同じ轍を踏まない』

これができれば人生はとても楽になります。

毎日は小さな成功と失敗でできています。嬉しい事すなわち「成功」、嫌な事すなわち「失敗」です。

日記に思ったこと「感情」を書くということは、日々の成功体験、失敗体験を書き綴っていることになります。

そして反省をすることで繰り返されるであろう未来の失敗を回避できます。

失敗は些細なことほど早く書いておくべきです。失敗は二度三度と繰り返していくうちに被害が大きくなるものだからです。

例えば欲しくもない物をなぜか買ってしまった事を後悔しているとします。その時は、その後悔を思いっきり日記に書きます。

「なんで買っちゃったんだろう、せっかくのお給料をどうしてこんな使い方しちゃったんだろう、マジでいらないこんなもの!」

済んだことは仕方がありません。だけど済んだことを、思い出したくないという理由で見て見ぬ振りをすれば学びがありません。

無駄な買い物を後悔したという失敗から、未来において無駄な買い物をしなくなるのであれば、この失敗から学んだことは大きいです。

失敗という貴重な経験からできるだけ多くの事を学び、今後につなげていく為に5years diary(5年連用日記)があります。

その辺のメモではなく、大切な日記帳に 「なんで買っちゃったんだろう、せっかくのお給料をどうしてこんな使い方しちゃったんだろう、マジでいらないこんなもの!」 と書くことで、自分の中に強い印象が残ります。

不甲斐ない買い物をしてしまった自分を日記帳に書き残したくない気持ちは分かりますが、敢えて書く必要があります。

お金は大人になれば扱える額も大きくなります。だから少額のうちに直した方がいいです。

20代は洋服で失敗し、30代はブランド品で失敗し、40代はマイホームの購入で失敗していていたら目も当てられないでしょう?

こういう悪癖は、小さなうちに直しておくべきですし、小さい方が楽に直せます。

お金の使い方だけでなく、人との付き合い方、知識の学び方、生き方全般において(と言ったら大袈裟でしょうか)大きなしくじりをした人は、その前に似たような小さな失敗があったにも関わらず無視してきたのではないかと思います。

5years diary(5年連用日記)に悪癖を書けば、何でもかんでも直るのかと問われれば「1回では直らないかもしれません」と答えます。

だけど確実に減っていきます。

そしていずれ直ります。

ひとこと: これは本当のことです。

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